暇を極めた大学生の日記

本当に暇を極めた大学生は何をするんだろう。休学大学生の毎日を観察してみませんか。

「おっさん」になるな。

授業後のリアクションペーパーや

課されたレポートを書いているとき

決まっていつも、同じような内容を

書いていることに気づいた。

 

「社会は急激に変化している。現状維持ではダメだ!」

「ICTが発達した今、これまでの価値観は適切ではない!」

 

「大学生は主体的に学ぶ事ができない。大事なのは自分たちで学びの場を創り上げることだ!」

「大学の授業はつまらないから、自分で学ぶべきだ!」

 

 

思考のおっさん化

 

おっさんというのは

単に年齢が40そこら以上の髪の毛が旅立ち始めた頃の男性の事ではない。

娘に「パパのパンツと一緒に洗濯しないで!」と言われる年頃の男性のことでもない。

休日はテレビの前で寝転がり、「あのポーズ」でテレビを見ている男性でもない。

 

NewsPicksが定義する「おっさん」とは

  • 古い常識や価値観に囚われている
  • 苦労話を自慢げに語る
  • 自身を新しい社会に適応(アップデートさせない)
  • 相手の考えを批判することで自分を肯定する
  • 仲の良いおっさんとだけ群れる
  • 若者や女性も「おっさん」かもしれない

って感じである。よくいるよね。

 

「俺が若い頃は、ガンガ営業行ってたぞ!それが今の若いもんは。

根性が足りん!根性が!」

 

「会議中にケータイを触るな!なに?メモを取っていただと?紛らわしい!メモはメモ帳で取れ!」

 

「年上が残業して仕事しているってのに、若いお前は先に帰宅ってか?

良い身分だなあ!」

 

 

 

これが、おっさんです。

 

自分が体験してきた苦労を

次の世代にも味会わせてやらないと気が済まない

心の小さな、出来損ないの器の小さい人間のことです。

 

困ったことに、おっさんは

どんどん次のおっさんを生み出していきます。

 

若い世代も、まだおっさんでない人も、

おっさんでいる方が

楽であり、生きやすいと気づくのです。

 

こうして、おっさんのループ。

永遠に続くおっさん化。

おっさんスパイラル。

 

自分もおっさんかもしれないという意識

 

自分はまだ若くて、おっさんではないと思っている人。

注意が必要です。あなたも「おっさん要素」を

既に持っているかもしれません。

 

人は誰しもおっさんである

ということは忘れてはいけません。

 

かくいう僕もおっさんの一人です。

 

スマホは3大キャリアから格安スマホに乗り換えていません。

本はまだまだ紙の方が好きです。

質問はありませんか?に対して何も反応しないです。

 

 

既に「凝り固まってしまっている」。

これが、おっさんなのです。

 

「え、それの何が悪いの?」

「君、それ間違ってない?」

「自分はすっとこうしてきたから」

 

はいっ。あうとー!

おっさんです!おっさん!

 

髪があってもおっさん。

メタボじゃなくともおっさん。

お手ふきで顔を拭かなくともおっさん。

 

時代はそういう時代なのです。

 

 

んじゃあどうすりゃいいの?

 

意外と簡単かもしれません。

 

若者の流行を認識し、(少しだけでも)取り入れる!

 

こうすることで、おっさん化はかなり抑圧できます。

 

というのも、

 

若者の流行→めちゃくちゃ変化がはやい。

流行に乗る→変化を受け入れる。

 

→自分をアップデートしている!

 

ということなのです。

 

「卍」とか

「了解道中膝栗毛」

みたいな新しい言葉だったり

 

人気YouTuberやTikToker、

AKBの新しい神7を押さえたり

 

仮想通貨やブロックチェーン

勃興するベンチャー企業に目を向けたり

 

時代の変化にあわせて

自分もどんどん変化していく。

 

変化する勇気をもっていれば

おっさんになることはありません。

 

変わることを止めたとき

今のままでいいと思ったときに

どんどん自分はおっさんになっていきます。

 

 

 

 

脱・おっさん!

f:id:mizumoritodai:20180627101324p:image