ひさびさ落ち込んだ話。
僕は普段あんまり気分が落ち込んだりしない。
テストの点数が低かった時も、バイト先の店長に怒られた時も、もちろん嬉しくはないけど、「はいはい」って感じですんなり忘れられる。
友達とかが事あるごとに落ち込んでたり悩んでたりするのを見ると、あんまり共感できないことが多い。
そんな僕は今朝、すごく落ち込んだ。
なぜ落ち込んだのか簡潔に書くとこうなる。
・僕は今月末、彼女と北海道旅行に行く
・今僕は彼女と付き合って4ヶ月
・僕と彼女は、めちゃくちゃ仲良し
・彼女の両親は、北海道に行くのに反対
・理由は僕が人物不明なのと、万が一の責任保証
・大切な人の家族と良好な関係を築けない
問題点はつまりここだ。
両親が挙げるのは責任問題の部分だ。
が、実は違う。1番は大切な娘を知らない男に任せるのが嫌なのだ。
じゃあどのように解決するか。
- 挨拶にいく
- もっと長い期間付き合うまで旅行行かない
でもきっと彼女的には
- そんなすぐに挨拶はちょっと、
- 家族の言うことも分かる
- けど北海道も行きたい
とかって感じ。ってことは1番の課題は
一緒にいる期間が短い割に北海道旅行という比較的大きなイベントを実施しようとしている点だ。
とか、問題解決方法を色々と考えてしまう。
でも求められているのはきっと、解決法ではない。
旅行には行きたいけど家族の言うことも分かる彼女が、板挟みになって落ち込んでいるのを、1番近くで支えてあげるのが僕の役目なのだろう。
きっと問題解決は求められていない。
勝手に僕が、例えば両親に挨拶をするとかしても、きっと彼女は不快になるだけだろう。
僕は、他の人と違うことに抵抗はない。
学生結婚も、早期の出産も、フリーランスも、投資も、多くの人がやっていないこともすんなり受け入れられる。
でもきっと、皆がそうではない。
そしてそれは彼女もきっと例外ではない。
ああ、こんなことで悩むのはめんどくさいなあ。
こんなんなら、好きになるの辞めればいっか。
なんて風に思うんだけれど
好きの気持ちを辞めることはできなくて。
つまり、本当に彼女が好きなんだと思う。
好きだからめんどくさくても耐えたいし
一緒にいることをやめたくない。
一緒にいるための方法を探したいし
彼女にとっての理想の自分でありたい。
あ〜分かってきたぞ。
- 僕は彼女のことをめちゃくちゃ好き
- だから彼女の家族とも良好な関係を築きたい
- のに現状、築くことができなかった
- ことにとても落ち込んでいる
問題を発見したら解決したくなるのだが
しばしば問題解決を必要とされない場合もあるという話。