担任のしもべ達のはなし。
2018/04/01
学校の授業はたいていつまらない。
なんでかっていうとうちの高校は
超がつくほどの自称進学校だからだ。
二年生の終わりの方は三年生の0学期だし
受験は団体戦。
前髪は目にかかっちゃダメだし
スカートは膝下が当たり前。ネクタイ忘れは反省文。
本当、悪口はぽんぽんと思いつくんだけど
高校の良いところってなかなか目が行かない。
みずもとのブログを読んでくれる人なら
分かるかも知れないが
高校時代で、もっとも好きだったのは
クラスメイトである男友だちだった。
1年の時は3組男子。
2年の時は4組男子。
3年の時も3組男子。
そんな風に名前をつけて呼んでいた。
まあこいつらのことはこれからも
書く機会あるからいいや。
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高3の担任の話。
文理の都合上、2,3年の担任は
同じ場合が多いんだけど
3年3組は、新しい担任だった。
一言で表すと、
バチクソに恐ろしい英語の
おじさんの先生だった。
そいつは、すぐにクラスになじんだ。
そいつの英語の授業は
予習しなくちゃいけなかったから
すごく大変で
すぐに指名して質問してくるから
恐ろしい存在だったんだけど
英語のことをどんどん知ることができる授業で
一回の授業で本当にたくさんのことを
学ぶ事ができるものになっていた。
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3年の3学期、みずもとは
塾で勉強するために毎日、
朝に欠席の電話をして、休んでいた。
2週間連続欠席というわけだ。
ふつうだったらこれ、サボりと見なされて
即刻怒られるだろう。
でも、その担任は何も言わなかった。
もちろん、応援の言葉なんてもらわなかったが
「欠席について何も言わない」っていう
応援の仕方だったんだと
当時からみずもとは気付いていた。
本当、ありがたかった。
その分、集中して勉強に
取り組むことができた。
第1志望の名大に受かることができた。
そりゃあ、名大でまた、
がんばるしかないでしょうよ。
やってやりましょう。
「なんらかのかたち」で、あいつの目に
届くようながんばりをしよう。
そうすることで、恩返ししよう。
大学二年生も、がんばろう。