暇を極めた大学生の日記

本当に暇を極めた大学生は何をするんだろう。休学大学生の毎日を観察してみませんか。

3月9日

 

「合格発表の日を想像しよう」

東進のチューターの方が言ってくれた言葉。

 

「今までずっと続けてきた努力が報われる日。

今日この日は君は嬉しい。でもそれ以上に、君の家族も幸せになる。

今日まで本当にいろんなところで、見えないところで支えてくれた人たちに

最高の形で恩返しができる。」

 

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高校がすごく遠かった俺は、毎朝5時半には起きて

6時頃には家を出ていた。

 

ピッという音で改札を通る。

電車の中では音楽を聴きながら単語帳を見る。

 

朝、学校に一番乗りして

持ってきたパンを食べながら

昨日解いた数学の問題を解き直す。

 

授業がつまらんときは

先生にばれないよう赤本と格闘。

 

弁当は放課中に食べて、昼の時間も

長文1つ読む。

 

バスと電車で帰ってきて、制服のまま

家には帰らずに直接塾へ。

22時まで毎日勉強する。

 

家に帰ったらごはんを食べながら

その日覚えた単語を復習する。

少しだけ自分へのご褒美として

ケータイでYouTubeを見る。

楽しみは毎日更新してくれる2人組YouTuber。

 

そんな感じに1日が終わっていく。

 

 

 

 

誰よりも早く受験に向けて走り出していた。

毎日がとんでもなくきつくて

自分一人じゃ何もできなかったはずなのに

がんばっているのは俺だ、なんて思っていた。

勉強できることを当たり前だと思っていた。

 

でも、1日の過ごし方を全部振り返ってみたら

そのどれもが

自分一人ではできないものばかりだった。

 

 

いろんな人の支えがあった。

気付かないところで応援してくれた。

 

 

 

「最高の形で恩返しができる」

この言葉を思い出す。