暇を極めた大学生の日記

本当に暇を極めた大学生は何をするんだろう。休学大学生の毎日を観察してみませんか。

気をつけてね、いってらっしゃい

2018/01/31

 

朝から大学へ。

学校に行く日は必ず新聞を読むようにしてます。

べつに新聞読んでる自慢ではないです。

読んでる途中に寝ちゃうし

なんなら政治系のとことか全然わからん。

 

けどまあ、

「読む行為を習慣化する」

これが目標。

 

新聞もやがてネットやスマホ

全て完結していくだろう。

つまり、今の紙媒体としての情報は

もはや淘汰されていく。

だからこの一瞬の、紙が使われている今を

大切にしてみようっていう、実験だね。

 

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今日のみずもとは、朝から疲れていた。

最寄りの駅から一駅分歩くんだけど

朝クッソ寒くて余計にイライラしてた。

 

けれど、そのイライラも

ある出来事で吹っ飛んだ。

 

 

大須の道を歩いてたら

すごく心温まるシーンの当事者になった。

 

 

「気をつけてね、いってらっしゃい」

 

 

通りがかりのおばあちゃんに言われた言葉。

 

 

みずもとは急いでいたから

 

「あ、はーい」

 

としか返事できなかった。

 

 

ああ、名古屋の街でも

こんなに暖かい瞬間があるんだな

 

そう思った。

 

 

昔から今へ、時代が流れていくほど

他者との関わりが薄まってきている。

 

隣の部屋の住人がどんな人か知らない。

道端ですれ違う人にあいさつなんてしない。

誰かが困っていても、見てないふりをする。

 

 

こんなの日常茶飯事で

むしろそうじゃないことの方が不思議。

みずもともそう思って疑っていなかった。

 

 

でも、長野から来たみずもとの相棒は言う。

 

 

長野では、歩いてるとおばあちゃんに

いってらっしゃいって声かけられるんよ〜」

 

「電車の中で勉強してたら、がんばってるね〜って褒められるの」

 

「浪人してるんです〜って言うと、浪人ってなに〜?2年間も勉強するのかい、すごいねえって言われる!」

 

 

 

 

ああ、こんな素敵な世界があるんだ。

 

 

ムラの時代ではきっと

村人たちが「信頼」で繋がっていた。

 

今日は魚がたくさんとれたから

おすそ分けするね。

 

この前のお魚のお礼!

たくさん塩あるからもらって。

 

今日はきのみ取りに行くから

子供の面倒みといて。

 

 

こんなやり取りはきっと

ごくごく当たり前の光景で

だれもなにも違和感を覚えていなかっただろう。

 

 

 

この在り方が、特に都市で

変わりつつある。

 

もちろんそのおかげで、

生活に関しては便利な部分が増えた。

1人の時間という素敵な時間も生まれた。

 

でもじゃあ

ほんとうにそれだけで幸せなんだろうか。

 

 

みずもとはこう思う。

 

例え名古屋であっても、

人との繋がりが生まれ、

コミュニケーションから温かい気持ちになる。

 

お互いが「信頼」で繋がることのできる社会。

そんな社会を、実現させたい。

 

 

 

そのおばあちゃんのおかげで

みずもとは一日、すごく幸せで

心温かく過ごすことができた。

 

同時に、疲れている顔なんて

していたくないと思った。

 

今日のおばあちゃんみたいに

 

疲れている顔の人を

笑顔にしたいと思った。

 

 

今朝のその一瞬の出来事が

みずもとにとっては一生忘れない出来事だった。

 

 

みずもとへのメッセージ

https://mizumoritodai.sarahah.com/

 

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あ、栄のオシャレなお店で

バイト申し込んできた。

 目力やばくね?